学校法人 鈴蘭幼稚園

トップ > 鈴蘭幼稚園って? > 前月までの園長のことば

前月までの園長のことば

すずらんの花2026年度
4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月

2025年度の園長の言葉 »2024年度の園長の言葉 »2023年度の園長の言葉 »
2022年度の園長の言葉 » 2021年度の園長の言葉 »2020年度の園長の言葉 »


6月主題「さわってみよう」/年長・中主題「考えてみよう」

雨の季節も、雨音に耳を傾けたり、水たまりに喜びを見つけたりしながら、一人ひとりが守られ、日々の中にある小さな恵みに気づきながら過ごしていけるようにと願っています。

暖かい日が増え、園庭では築山での遊びが盛んになってきました。年少児の子どもたちは土や水に触れながら、様々な感触を楽しんでいます。初めはシャベルを手に、土を掘ることそのものを楽しんでいましたが、やがて山の上から水を流すおもしろさに気づき、繰り返し楽しむ姿が見られるようになりました。流れていく水をじっと見つめるまなざしには不思議さや発見の喜びがあふれています。

その一方で、裸足になって泥遊びをしている友だちの様子を、少し離れたところからじっと見ている子の姿もありました。月主題の「さわってみよう」にあるように、様々なものに触れてみる経験へとつながってほしいと願いながら遊びに誘ってみました。「やらない」と言いながらも、視線は泥遊びをしている友だちに向けられています。興味はあるものの、一歩踏み出すことに戸惑いを感じている様子がうかがえました。そんな中、ジョウロで水を流しているうちに、ひょんなことから手に泥がつきました。泥の感触に触れたことがきっかけとなり、「やってみようかな」という言葉が聞かれました。裸足になると、恐る恐る泥の中へ。

中に入ると、まずは足先でそっと感触を確かめる姿が見られました。「さわってみよう」の通り、自ら触れて確かめる経験が、子どもの中に少しずつ安心と喜びを広げていきます。すぐに表情もやわらぎ、最後には泥水の中でジャンプをして楽しむまでになりました。

初めは不安やためらいを感じていた子どもが、友だちの姿に心を動かされ、小さなきっかけを通して一歩踏み出し、やがて喜びへとつながっていく姿…小さな一歩の大切さをあらためて感じさせられます。

文責 柳澤

 

↑ PAGE TOP

 

5月主題「かんじて」「なんでだろう どうしてだろう」

園庭のスイセンがきれいに咲き、てんとう虫が気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。虫好きな子は「先生!てんとう虫!ほら!」と大興奮です。春の風はとても暖かく日差しはもう暑いくらいです。そして高低差のある地形の長野は、まだまだ桜を楽しめそうですね。

新年度が始まりました。初めて社会に出た新入園児、1つ大きくなった進級児、ワクワクした気持ちを持っている子や新しい環境で戸惑っている子など様々です。

9日の「よろしくねの会」では、新しいたんぽぽさんのためにすみれさんは歌を、いちょうさんは手遊びとメダルをプレゼントしました。初めは少し緊張した様子のたんぽぽさんでしたが、いちょうさんすみれさんのトンネルを通る時には笑顔が見られ、鈴蘭幼稚園の暖かさや楽しさを 感じ取ってくれたことと思います。

14日には全園児であがたの森へお散歩に行きました。いちょうさんはたんぽぽさんとすみれさんと手をつないで、どうすれば小さいお友だちが楽しく安全にお散歩できるかを考えながら歩きました。幼稚園で1番上のお兄さんお姉さんになったこと感じながら、リュックを下ろす際に手伝ってあげたり、優しく手をつないで歩くペースを合わせてあげたり、とても頼もしい姿が見られました。風が吹いて桜が舞うと、「桜雨だね」とたんぽぽさんの素敵な一言。手を繋いでいることに安心してお話してくれたのかと思うと嬉しくなりました。

遊びの中でお兄さんお姉さんのやり方を見て学んだり、小さい子に教えたりしながら、 互いに刺激を与え合い、お友だちとの関わり方やみんなで過ごすためのルールなどを学んでいきます。これから一緒に過ごす中で、たくさんのことを吸収し成長していくことをとても楽しみにしています。
そして世界中の人たちがこの子どもたちのように手と手を取り合って、幸せな日々を過ごせるようになることを願っています。

文責 田村あゆみ

 

↑ PAGE TOP

 

4月主題「つつまれて よろしくね」

幼稚園の春は、駐輪場に沿って咲く、サンシュユ・レンギョウの黄色い花が知らせてくれます。サンシュユは秋になると、赤いかわいい涙型の実がなるのが特徴で、おままごとにも使われます。ビタミンCが豊富に含まれ、滋養強壮など生薬としての効能もあるとのこと。干してドライフルーツにしてみましたが、ルビーのような透明感のある赤さが残るきれいな実です。園内の飼育ケースの中では、冬越ししたアゲハ蝶のサナギが10匹ほど、羽化できる日を、今か今かと待っています。

「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めてよかった。」  創世記1:31

3月のお天気の良い日にお散歩に出かけたふたばさん。「春を探してね」と園長が出がけに声をかけると、帰ってきてすぐに、「マッチがあったよ!(ドウダンツツジのつぼみ)」と報告がありました。ホトケノザ、ボケ、ヒメオドリコソウ、春の野の草をたくさん探したようで、写真を見ながら、「これもあった」とその様子を詳しく話してくれました。与えられた使命⁈をちゃんと忘れず果たす事ができるようになったふたばさん。新しく入るお友達にも、少しだけ早く園にいた先輩としてどんな様子を見せてくれるのか、よろしくねと言って仲間をどんな風に受け入れてくれるのか楽しみです。

新しい環境に入るお子さんたちにとっては、生活リズムや環境の変化で戸惑いも多いことでしょう。いつもと違うこと、そして、そのことを上手く伝えられないもどかしさ。まずは、「そのままで大丈夫だよ」神様から与えられたそのお子さんの、「今」をありのまま受けとめ、安心感で包まれるよう、「どんな様子であっても、神様の前で尊い一人の存在である」という思いを強く持ち、共に過ごしたいと思います。お子さんの持つ力が少しずつ発揮できるよう、背後にある神様のお導きを信じて、「やりたい」と動き出すタイミングを待ちたいと思います。

ふたばさんと同じ日、たんぽぽさんも春探しに惣社公園まで出かけてきました。帰ってくるなり、「電池切れした人がいたらしいよ」「えー、それは誰」「○○ちゃん。途中で電池変えてもらったってさ」「私はね、停電してないよ!」自分の事だけではなく、お友達の様子にも気を配り歩いてきたこと、最後までちゃんと自分たちの足で歩けたことを報告してくれ、一年の育ちを嬉しく感じたひと時でした。
子どもの成長は一足飛びにはいきません。毎日少しずつ積み上げながら成長していきます。子どもが興味関心を持てる環境、心を動かし、子ども自身が持っている能動的な力を存分に発揮できる環境を整えていきたいと思います。
温かな日差しの中、新しい一年が神様の愛に包まれて、恵み豊かな日々を過ごせますようにとお祈りいたします。

年主題聖句 「主があなたと共におられる。」ルカによる福音書1章28節

文責 園長 古川千尋

 

↑ PAGE TOP