4月主題「つつまれて よろしくね」
幼稚園の春は、駐輪場に沿って咲く、サンシュユ・レンギョウの黄色い花が知らせてくれます。サンシュユは秋になると、赤いかわいい涙型の実がなるのが特徴で、おままごとにも使われます。ビタミンCが豊富に含まれ、滋養強壮など生薬としての効能もあるとのこと。干してドライフルーツにしてみましたが、ルビーのような透明感のある赤さが残るきれいな実です。園内の飼育ケースの中では、冬越ししたアゲハ蝶のサナギが10匹ほど、羽化できる日を、今か今かと待っています。
「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めてよかった。」 創世記1:31
3月のお天気の良い日にお散歩に出かけたふたばさん。「春を探してね」と園長が出がけに声をかけると、帰ってきてすぐに、「マッチがあったよ!(ドウダンツツジのつぼみ)」と報告がありました。ホトケノザ、ボケ、ヒメオドリコソウ、春の野の草をたくさん探したようで、写真を見ながら、「これもあった」とその様子を詳しく話してくれました。与えられた使命⁈をちゃんと忘れず果たす事ができるようになったふたばさん。新しく入るお友達にも、少しだけ早く園にいた先輩としてどんな様子を見せてくれるのか、よろしくねと言って仲間をどんな風に受け入れてくれるのか楽しみです。
新しい環境に入るお子さんたちにとっては、生活リズムや環境の変化で戸惑いも多いことでしょう。いつもと違うこと、そして、そのことを上手く伝えられないもどかしさ。まずは、「そのままで大丈夫だよ」神様から与えられたそのお子さんの、「今」をありのまま受けとめ、安心感で包まれるよう、「どんな様子であっても、神様の前で尊い一人の存在である」という思いを強く持ち、共に過ごしたいと思います。お子さんの持つ力が少しずつ発揮できるよう、背後にある神様のお導きを信じて、「やりたい」と動き出すタイミングを待ちたいと思います。
ふたばさんと同じ日、たんぽぽさんも春探しに惣社公園まで出かけてきました。帰ってくるなり、「電池切れした人がいたらしいよ」「えー、それは誰」「○○ちゃん。途中で電池変えてもらったってさ」「私はね、停電してないよ!」自分の事だけではなく、お友達の様子にも気を配り歩いてきたこと、最後までちゃんと自分たちの足で歩けたことを報告してくれ、一年の育ちを嬉しく感じたひと時でした。
子どもの成長は一足飛びにはいきません。毎日少しずつ積み上げながら成長していきます。子どもが興味関心を持てる環境、心を動かし、子ども自身が持っている能動的な力を存分に発揮できる環境を整えていきたいと思います。
温かな日差しの中、新しい一年が神様の愛に包まれて、恵み豊かな日々を過ごせますようにとお祈りいたします。
年主題聖句 「主があなたと共におられる。」ルカによる福音書1章28節
文責 園長 古川千尋
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2026年度