1.本園の教育目標
自分で考え、自分から進んで行動できるこども
- 神様の愛に気づき、喜びと感謝を持って過ごす子ども
- 遊びの中で健康な体を育み、豊かな感性を培う子ども
- 身近な事柄に興味関心を持ち、追及していく子ども
- 友達と思いを伝えあい、楽しく生活を創造する子ども
- 互いを認め合い、共に育ち合うこども
2.今年度の重点目標
- 教育方針・教育目標の理解 …キリスト教保育理念の共有と保育実践
- 教育内容…幼稚園教育要領の理解
園児一人一人の興味関心に寄り添った保育計画と環境作り - 研修と研究…自己課題を持った研修への参加 研修・研究内容の分かち合い
- 安全・衛生管理…園内・園外保育においての安全配慮 個々の健康管理
- 保護者との連携…きめ細やかな情報発信と信頼関係の構築
- 地域との連携…子育て支援の場としてのあり方 小学校との連携を深める
3.重点目標の取り組み状況
評 価 項 目 | 取 組 状 況 |
教育方針・教育内容の理解 幼稚園教育要領の理解 園児一人一人の興味関心に寄り添った保育計画と環境作り |
〇「キリスト教保育」(キリスト教保育連盟発行月刊誌)を読み合わせ、互いの保育に対する思いを伝えあう機会を大切にしてきた。 〇幼稚園教育要領を共通理解するための研修機会をなかなか持つことができなかった。(新型コロナウイルス感染症対策に追われた) 〇子ども一人ひとりの興味をとらえると同時に、集団生活に加わっていく事が楽しめるよう計画し、環境を整えてきた。学期ごと教育課程を見直し評価しながら子どもの育ちにあっているかを確認した。 〇幼児の発達の姿を捉えるために外部指導者から助言を受け、より良き対応や導きができるよう学びを深めてきた。 |
自己課題を持った研修への参加 研修・研究内容の分かち合い | 〇コロナ禍にあり、研修が中止となり研修会に参加する機会が減ってしまった。後半、ZOOM研修などへの参加ができるようになったが、研修内容の分かち合いまで至らなかった。 |
保育においての安全配慮 個々の健康管理 | 〇新型コロナウイルス感染症対策のために、健康チェック表等を用いて、徹底した健康管理を心掛けた。日々の打ち合わせ会などで、子どもの動きを把握し、情報共有をして安全配慮を心掛けた。 |
保護者・地域との連携 | 〇ホームページを活用し、日ごろの子どもの様子や姿を伝えている。また、登降園時にお子さんの様子を直接話したり、個人懇談会を行ったりして、より細やかな連携を心掛けた。 |
4.学校関係者の評価
〇おおむね良好な運営がなされ、妥当と認められると評価を得た。
〇コロナ禍にあり対応に苦慮する面も多くあったと思われるが、園の教育方針に基づいた、教師が子どもたちに向けるまなざしに変わりはなく、その姿勢は評価できる。「幼児のみとりと理解」の評価はもう少し高くても良い。研修の分野で評価が低い部分も、次年度は深められると良い。特に、「発達障がい」「幼児への性教育」などは保護者の関心が髙いと思うので、情報提供を望む。今後、ICT化されることによって、さらに良い保育へと繋がることを期待している。
〇時代の変化により、母の会(保護者の会)の在り方も変わっていかなければならないと感じるところがある。園の教育理念を理解しつつ、皆が取り組みやすい環境を整えて行くことも検討した方が良いという意見をいただいた。
5.教職員自己評価
〇コロナ禍にあり研修会が中止になることが多く、外部講師による研修の機会が少なくなったが、リモートでの研修の環境が整ったことで、ZOOM研修に参加できるようになった。今後も積極的に参加して学びを深め、そこで学んだことを教師間で共有し、資質向上に努めていく。また、日々の保育を振り返り、互いを高め合える教師集団となれるように努める。
〇一人ひとりの育ちを願い、保育環境を整えることに努めてきたが、工夫する余地がまだあると考える。子どもの興味関心をとらえ、保育内容を検討し、より良い環境作りをしていく。また、保護者に寄り添った支援ができるようにしていく。
6.今後取り組むべき課題
課 題 | 具体的な取組方法 |
自己評価を保育の質向上につながるものにしていく | 評価に基づき、教師が自ら課題意識を持って保育に取り組むことができるようにする。 |
保護者との連携 きめ細やかな情報発信と信頼関係の構築 |
ICTを導入し、よりわかりやすく子どもの様子や育ち、保育のねらいなどの情報発信をしていく。 |
地域との連携 子育て支援の場としての在り方 小学校との連携 |
地域に開かれた子育て支援の場として、相談を受けたり情報を発信したりする場を設ける。 小学校と情報交換をし、できる範囲で交流の機会を持ち、就学にスムーズにつながるようにする。 |