学校法人 鈴蘭幼稚園

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令和3(2021)年度自己評価公表シート

1.本園の教育目標
自分で考え、自分から進んで行動できるこども

  • 神様の愛に気づき、喜びと感謝を持って過ごす子ども
  • 遊びの中で健康な体を育み、豊かな感性を培う子ども
  • 身近な事柄に興味関心を持ち、追及していく子ども
  • 友達と思いを伝えあい、楽しく生活を創造する子ども
  • 互いを認め合い、共に育ち合うこども

2.今年度の重点目標

  • 教育方針・教育目標の理解 …キリスト教保育理念の共有と保育実践
  • 教育内容…幼稚園教育要領の理解 ・「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」の理解
    園児一人一人の興味関心・発達に即した保育計画と環境作り
  • 研修と研究…自己課題を持った研修への参加 研究内容の分かち合い
  • 安全・衛生管理…施設の防犯体制の整備の検討
  • 保護者との連携…きめ細やかな情報発信と子どもの育ちの共有化
  • 地域との連携…子育て支援の場としてのあり方 小学校との連携を深める

3.重点目標の取り組み状況

評 価 項 目 取 組 状 況
教育方針・教育内容の理解
幼稚園教育要領・「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」の理解
園児一人一人の興味関心・発達に即した保育計画と環境作り
〇「キリスト教保育」(キリスト教保育連盟発行月刊誌)を読み合わせ、キリスト教保育への理解と、互いの保育に対する思いを伝えあう機会を大切にしてきた。
〇「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」の理解を深めるため、汐見稔幸著「マンガでわかる保育の今」を用いて園内研修会を行った。10の姿が、日々の保育・子どもの姿の振り返りの視点となることを学んだ。
〇子ども一人ひとりの興味をとらえると同時に、集団生活の楽しさを感じることができるように環境を整えてきた。また、学期ごと教育課程を評価しながら、子どもたちの発達に即した保育の見直しをしている。
〇コロナ禍にあって行事などの変更を余儀なくされたが、教師間で話し合い、創意工夫することで、子どもたちにとってより良き経験の場としての環境作りに努めてきた。
自己課題を持った研修への参加 研修・研究内容の分かち合い 〇コロナ禍にあり、ZOOMでの研修が主だったが、昨年より参加できる研修が増えたことはよかった。研修内容の分かち合いの方法については、今年度も課題が残る。
施設の防犯体制の整備の検討 〇門扉の改修を計画中。
〇危機管理として「ヒヤリハットマップ」を作成し、共通理解をしたが、非常勤教師との共有が十分にできなかった。
保護者・地域との連携 〇講師として大澤秀夫理事長を迎え、「子育て講座」を2回開催し、延べ9名の保護者が参加した。少人数で保護者同士気楽に話ができる、よい機会となった。一方、広く地域の方が子育てについて相談できる場を設けることはできなかった。
〇コドモンシステムでの情報発信について教師間で共通理解を深め、来年度から、写真を添付することでより分かりやすく子どもの姿を保護者に伝え、成長や課題を共有できるようにしていくことになった。

4.学校関係者の評価
〇おおむね良好な運営がなされ、適切と認められるという評価を得た。
〇自己評価をすることで気付いた改善点については見直しをし、次年度は評価が上がるように意識していってほしい。心豊かな園児を育んでいくとともに、いろいろな形をとりながら地域への貢献活動も果たしていくことができればよいと思う。人との接触をなるべく避けるという、園にとって非常につらい時期が続いているが、いろんなツールを駆使して、子どもたちと触れ合う努力を今まで通り続けていってほしい。
〇保護者との連携では、保護者からのアンケートを実施し、園長・主任・母の会役員の拡大会議で意見交換を行っている点は、もう少し高い評価でもよいと思う。園の教育目標、取り組み内容に関して、保護者から見ても充分に達成されていると考える。これからも鈴蘭幼稚園の良いところは変わらずにいてほしい。
〇コドモンシステムでの情報発信がどのように行われていくか興味がある。保護者に、園での子どもたちの様子がよりよく伝わればいいと思う。


5.教職員自己評価
〇今年度もコロナ禍にあり、保護者参加の行事が中止されたり、懇談会がオンラインでの開催になったりした。このような中での保護者支援の在り方について、考えていくことが重要だと感じた。また、未就園児の会の開催についても時期、開催方法、内容など検討していく必要がある。
〇安全管理体制の整備に関して、非常勤教師とも報告・連絡を密にし、共通理解が持てるように努めるべきだった。
〇自らの課題を持ち、研修に積極的に参加して学びを深めていくようにしたい。また、日々の保育を振り返り、生かせるようにするために、教師間で互いの保育について学び合う時を持っていきたい(園内研修など)。
〇小学校との連携では、コロナ禍で幼保小連絡会や学校訪問などを行うことができず、十分な連携を図ることができていない。小学校のスタートカリキュラムなどを学び、小学校生活への理解を深め、子どもにとってよりよい幼小のつながりが持てるようにしていきたい。


6.今後取り組むべき課題

課   題 具体的な取組方法
自己評価を保育の質向上につながるものにしていく 評価に基づき、教師が自ら課題意識を持って保育に取り組み、研修に参加する。研修や日々の保育から学んだことは教師会などで分かち合い、互いに研鑽を積む。
危機管理に関して、非常勤教師と情報共有を十分に行っていく。
保護者との連携
きめ細やかな情報発信と信頼関係の構築
ICTを導入し、よりわかりやすく子どもの様子や育ち、保育のねらいなどの情報発信をする。送迎や懇談会などの機会を大切にし、保護者との信頼関係を築いていく。
地域との連携
子育て支援の場としての在り方
小学校との連携
地域に開かれた子育て支援の場として、相談を受けたり情報を発信したりする場を継続して設ける。また、コロナ禍におけるよりよい未就園児の会の持ち方を考えていく。
コロナ禍であっても小学校とできるだけ情報交換をし、就学にスムーズにつながるようにする。スタートカリキュラムの学びをする。